ANAホールディングス、A321neoとA321XLRを合計27機確定発注

エアバス(本社:仏トゥールーズ、最高経営責任者:ギヨム・フォーリ)は16日(パリ時間)、ANAホールディングス株式会社(以下「ANAHD」)が、A321neoを24機、A321XLRを3機購入する正式契約を締結したことをパリ航空ショーで発表しました。
全日本空輸(ANA)がA321neoを14機、PeachがA321neoを10機とA321XLRを3機導入し、ANAグループの保有機材を拡充します。
Peachは単通路型機で最長の航続距離(8,700キロ/4700海里)を持つA321XLRを、日本の航空会社で初めて運航することになります。
契約締結記念式典が行われ、ANAHDの芝田浩二代表取締役社長と、エアバスのブノワ・ド・サン=テグジュペリ民間航空機事業営業担当上席副社長が署名を行いました。
ANAHDの芝田浩二代表取締役社長は次のように述べました。「ANAグループにA321neoを追加導入し、さらにA321XLRを初導入することを大変喜ばしく思います。エアバス機が増加することにより、私達の関係は一層強固なものになると確信しております。最新鋭かつ燃費効率に優れた航空機の導入を加速させ、お客様へ最高のサービスを提供するとともに、CO₂排出量の削減にも貢献してまいります」
エアバスのブノワ・ド・サン=テグジュペリ民間航空機事業営業担当上席副社長は次のように語りました。「ANAは1987年に初めてエアバス機を発注して以来の長年にわたるお客様です。A320ファミリーに対する発注数は100機近くにのぼります。また、PeachのA321XLR導入は、ANAの革新的な企業精神と、A320ファミリーの比類ない性能に対する信頼を裏付けるものです。エアバス機の運航を拡大していくANAとPeachを、私達は全力でサポートしてまいります」
現在ANAは33機のA320ファミリーを、Peachは36機のA320ファミリーを運航しています。
A321neoはA320neoファミリーの最大機種で、新型エンジン、シャークレット、革新的な客室など最先端技術を導入し、旧単通路型機と比較して燃費と二酸化炭素排出量を20%以上削減しています。また、客室は単通路型機で最も幅広く快適な空の旅を提供します。
A321XLRは、航空会社の運用においてワイドボディ機と並ぶ航空機です。輸送量を増加し、新路線を開設、あるいは需要が変動する場合に既存路線の運航を継続する柔軟性をもたらします。また、旧世代の競合機に比べて1座席あたりの燃料消費量を30%削減しています。エアバスの革新的な客室「Airspace」によって、すべてのクラスの乗客に長距離フライトのような快適さを提供します。
A321neoはこれまでに7,000機以上の受注を世界中の90社以上から獲得しています。
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ANA A321neo and Peach A321XLR
JA- ANA Holdings finalises order for 27 A321neo and A321XLR aircraft
EN-ANA Holdings finalises order for 27 A321neo and A321XLR aircraft
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